小型高周波溶解装置の特長
小型高周波溶解装置(5kg)の特長
溶解炉及び鋳型を傾注装置盤内に設置することで、溶湯飛散を防止し安全に操業することが可能です。
誘導加熱方式と黒鉛坩堝の組み合わせにより、急速溶解を実現しました。
二重ルツボ式を標準採用。万が一の湯漏れの際にも安全に対応。黒鉛坩堝も容易に交換可能。
高周波電源装置に過加熱防止用タイマーを標準装備。
ヒューマンエラーにも対応。
市販品の黒鉛坩堝をご使用頂くことにより、ランニングコストの低減可能。
- 主な適用例
- 銅合金溶解、亜鉛溶解、金溶解、銀溶解、鉄溶解、スラグ溶解など
- 溶解材料と溶解時間の一例(弊社実績)
- ・黄銅0.5kg 約9分
- ・銅3.0kg 約16分
- ※溶解時間は連続溶解時となります。
小型高周波溶解装置(10〜30kg)の特長
試験・研究用途として適量なサイズでご使用になれます。
高周波誘導加熱(5~10kHz以下)の為、小径サイズも溶解可能。
コイル保護センサを標準採用。万が一の湯漏れの際にも安全に対応。
高周波電源装置の操作も簡単で誰でも操作可能。
市販品の黒鉛坩堝をご使用頂くことにより、ランニングコストの低減可能。
- 主な適用例
- 銅合金溶解、亜鉛溶解、金溶解、銀溶解、鉄溶解、スラグ溶解など
- 溶解材料と溶解時間の一例(弊社実績)
- ・鋳鉄30kg 約40分
- ※溶解時間は連続溶解時となります。
小型高周波溶解装置(5kg)構成例
アルミナ系坩堝 仕様
- ※1 溶解温度1600℃以上必要な場合はご相談ください。
- ※2 周波数 10kHz以上の場合は要相談となります。
黒鉛系坩堝 仕様
- ※1 溶解温度1500℃以上必要な場合はご相談ください。
- ※2 周波数 40kHz以上の場合は要相談となります。
- ※ 冷却水循環装置・集塵設備はオプション対応となります。
- ※ 溶解量は溶解材料の形状等により変動します。
サンプル加熱試験
弊社実験設備にてサンプル加熱試験を行っております。
お気軽にご相談下さい。