ゼロだった自分。
「技術」の海への船出。
大学では理工学部で化学を専攻していたため、漠然と研究・開発という職種に興味を持っていました。
入社のきっかけは、就職活動中にDHFで1ヶ月の短期アルバイトをしたことです。工具の名前すらも知らない私に対して、先輩が1からていねいに仕事を教えてくれたことが、今も印象に残っています。
DHFはあらゆる分野の専門知識を持つ社員が在籍している会社。ここならば幅広い分野を学べるのでは。そう思い、入社を決めました。
もう仕事も独り立ち、
でも1人じゃない。
現在は、金属を腐食から守る「防食技術」の研究・開発を担当しています。ポリ袋の材料にもなるポリエチレンを用いてコーティングする技術(ポリエチレンライニング)の研究です。
入社1年目は先輩に教えてもらいながら、与えられたテーマで研究を重ねてきました。2年目からは徐々に自分から研究テーマを提案するようになり、今ではほとんど1人で研究を任せてもらっています。
研究をしていると、異分野の知識が必要になることも多いのですが、社内には各分野のスペシャリストがいます。年齢や役職に関係なく意見を言い合える雰囲気なので、すぐに質問でき、とても恵まれた環境だと感じますね。
また、営業のプレゼンに同行して、むずかしい技術をクライアントに説明するのも、仕事の1つです。時にはそのために、海外へ行くこともあります。こういったチャンスに恵まれているのも、この仕事の魅力です。
見えないところで
世界を支える、プライド。
仕事のやりがいは、やはり自分の関わった技術や製品が、実際に社会で活かされることです。地下に埋まっているガス管にも、ポリエチレンライニングが使用されていたり、陰ながら世の中に欠かすことのできないものになっています。
研究テーマも自由度が高く、やりたいことに「NO」と言われることはあまりありません。やってみたいテーマがあれば自由に試すことができるので、自分の納得のいく研究ができます。
「この分野は、長谷川に聞け。」
今の目標は「この分野のことは長谷川に聞け」と言われるような技術者になることです。同じ技術者や営業部からはもちろん、社外からも自分の存在を知ってもらい、頼られるようになりたいですね。
社外に知ってもらうきっかけづくりとして、特許申請や学会発表にも積極的に取り組んでいます。特許が取れれば、もちろんやりがいにもなります。社外からの信頼を得て、会社の技術力も底上げできたら1番ですね。