ゼロから、
自分の可能性を試したい。
幼い頃から、父が営業マンとして働く姿を見て育ちました。父が営業で訪れた、津々浦々の場所の話を聞くのも大好きでしたね。また一方で、大工になりたいと思っていたほど建築に憧れがあったため、建築関係の営業職を志望していました。
今、私の配属されている鉄筋事業部は、コンクリート建築に使われる鉄棒を扱う部署。入社当時はまだ立ち上がったばかりでした。まだノウハウもない新しい部署で、自分はどれだけ活躍できるのだろう。そんな想いを抱き、入社を決めました。
現場の「声」に耳を傾ける。
私が営業を担当するのは「Tヘッド工法鉄筋」。道路や橋、ダム、鉄道など、あらゆる施工現場のニーズに合わせて、鉄筋を加工します。
新規顧客、既存顧客の両方の営業を担当していて、営業先は主にゼネコンや商社、施工会社、鉄筋業者など。また、営業活動とは別に、鉄筋を使用する職人にも会うようにしています。実際に使用してみてどうだったか、現場の生の声を聞き、次の提案に生かしています。
あきらめない、絶対に。
受注を勝ち取ったときには自信になりますし、自分の成長を感じられます。自社の製品・技術に自信があるので、受注が難しい状況でもあきらめません。
大規模案件を担当した際に、クライアントから一度は「不採用」を告げられたことがありました。でも、その時に「絶対に受注につなげる」と決意。
クライアントに電話をして、あらためてプレゼンの機会をもらいました。資料もすべて自分で用意して、当日は8人ほどを相手に2時間のプレゼン。
結果、お客様の要望を実現できることを理解いただき、受注することができました。
夢があるから、成長し続ける。
いつか、すべての工事現場で「Tヘッド工法鉄筋」が使われるように――。そのためにも、営業力を磨いていきたいです。まだ未熟ではありますが、悪いところは素直に認め、周りの意見をきちんと聞く。良いものはどんどん取り入れていきたいですね。
私の所属する鉄筋事業部には、地面の上を扱う建築と地面の下を扱う土木の、2つの領域があります。しかし、建築・土木の両方にきちんと対応できる営業マンは数名しかいません。
私は、土木は得意ですが、建築では難しい質問にパッと答えられないこともあります。クライアントに安心してもらうためにも、建築の知識もしっかり身に付けたいですね。